家 その⑦
その夢は3日続きました。
とうとう3日目に あなた◯島(友人の名前です。)じゃないでしょう。良い加減にしなさい。私達はここを綺麗にして皆んなが楽しく集まれる場所にしようと思ってるのよ。自分勝手にしないから嫌がらせしないで。
と夢の中で叫びました。
不思議なことにその瞬間にスッと消えました。
やはり…。この土地に長いこといた自然霊達のお試しだったのかもしれません。
とにかく、その夜からはグッスリと眠る事が出来ました。
さて、宣言してしまったからには人が集まる楽しい場所を作らなくては。
しかしながらこの土地は、簡単にはそうはいきません。
長いこと放置されていた上に、にわか造成で地面が落ち着かず、雨が降るとグチャグチャ、ひどいところは穴があき、草は刈っても刈っても生えてきて、毎日どこかしら刈り払い機を振り回して草を刈ると言う羽目になりました。
ダメだ…。私の体力が追いつかない。
いくらトレセン仕込みの体力があっても夏の暑い時期に毎日の草刈りはこたえました。
あっそうだ💡ヤギを買おう🐐
思いついたらすぐ行動。美浦トレセン近くの浜田牧場へ。ここは、ヤギや羊、アヒルやウサギを繁殖販売しています。
すみません、ヤギを買いたいんですけど。
用意しておくから明日取りにおいで、と言われ
小さめのヤギを用意してくれていました。