かき氷カフェポニー🍧🐴のブログ

稲敷市のかき氷屋さんです。羊毛教室、ヨガ🧘‍♀️教室もしています。

家 その⑤

 このように、私達が家を建てる場所やその周辺は、ゴミがたくさん捨てられていました。

 それを毎日ひとつひとつ片付けて行くうちに、たくさんいたヘビも少しずつ姿を消していき、覆い尽くす勢いだった緑も少しずつ後退していきました。土地が息を吹き返したのです。

  家の枠組が出来、何となく住むイメージが湧いてきた頃、私達の土地だけでは、犬が思い切り走るには狭い感じがしてきました。土地を拡げられないか考えましたが、半分は傾斜地ではそれも無理でした。

  隣接する土地が広そうだと思って(実際は背丈以上の篠竹が覆い、わからなかったのです。)不動産屋さんに聞いてみると、その土地はご近所の方が所有しているものでした。

  ダメ元で聞いてごらん。と言う不動産屋さんの言葉を鵜呑みにし、そのお宅を訪問し、事情を説明すると、なんと快く貸していただけたのです。

  これには不動産屋さんもビックリしていました。この辺の方々は土地に愛着があるのでよそから来た人には容易に貸さないと思っていたからです。

  やはり、お天道様は見ているのですね。

  という事で、隣の土地はなんと700坪。合計1200坪程の土地を使えることになりました。

  しかし使うには整地しなくてはなりません。この大量の篠竹、雑木を処理し、整地してくれる業者さんを探しました。幸いにも造成業者さんが繁忙期では無かったので割と安い値段で整地してくれることになりました。しかも土地の持ち主の方のご厚意で、出た篠竹や雑木は土地の端の方に埋めていいという事で、処理代もかからない様になりました。

  整地してみると割と平らで広々とした土地でした。風の通りも良くなってますます爽やかな風が通り抜ける生きた土地になったのです。

 

〜続く