家 その④
でてきたゴミは、主に生活ゴミでした。
そういえば、昔は田舎でもゴミは燃やしたり、埋めたりしていました。
その習慣からか埋められたスーパーの袋の中からは、お豆腐のブルーの容器と薬の包装、あとはビールの缶か焼酎のボトルなど、ここに住んでいた方の生活から病気の事、様々なことがありありと伝わってきました。
淋しかったでしょうに、人付き合いもほとんどなく、亡くなった時もひっそりと一人で亡くなっていたそうです。(家を建てた後に聞きました😓)
しかし、でできたゴミの総量はなんと2トントラック2台分。私達は家が出来る3ヶ月の間、毎日ゴミ拾いをしたのです。
家が建つまで、大工さんより毎日、雨の日も風の日も通ったのです。
周辺の道路沿いのゴミもついでに拾いました。家の周りをとにかく綺麗にして明るくしよう。そう思いました。
道路沿いが綺麗になりつつあっても、毎日捨てる人がいました。なぜ同じ人だと分かったかと言うと、タバコの吸い殻が同じメーカーなのといつもマックのセットだったからでした。
この人の習慣も垣間見る事が出来ました。
〜続く