かき氷カフェポニー🍧🐴のブログ

稲敷市のかき氷屋さんです。羊毛教室、ヨガ🧘‍♀️教室もしています。

日本海 北陸女一人旅 その3

前日、金沢では、道に迷いながら歩く事20556歩。一歩60cm計算でも12〜3kmは歩いています。結構良い運動です。

そして今日は自転車です。もうかれこれ2時間はこいでます。しかしホテルで借りた自転車はアシスト付きでしたので、坂道もスイスイ進みます。ペダルに負荷が全然かからないのでなんぼでもこげます。アシスト付き自転車すげ〜。

で、食事処に到着。カウンターに座りましたが隣のおじさんは刺身をツマミに昼から一杯始まってました。いつもの事らしく女将は、次、どうするのなんて聞いています。良かった、地元民の店だ。で、海鮮丼。日本海の地魚の海鮮丼は美味しく、写真を撮る間も無くあっという間に平らげてしまいました。そして、目についた魅力的なポップ。

イカの塩辛テイクアウトできます。 

夜はこれでホテルで飲もうかなとも思ったのですが、いやいや、近くの居酒屋でちゃんとご飯を食べようと思い、泣く泣く諦める事に。

後ろ髪を引かれる思いで店を後にし、デザートを探しました。そうするとすぐ近くにアップルパイのお店が。買って帰れば良かったのですが、ホテルの近くにもスイーツのお店があったことを思い出し、そこはスルー。港をグルっと回って帰ろうと進みましたが、地図の距離感がおかしい。これはまわって帰ると明るいうちにホテルにつかない恐れが出てきました。前日、日が落ちてからの漆黒の闇を経験済みの私。太陽が無くなると命に関わる…。って江戸時代かw

ぐるっとまわるのは諦めて来た道を戻る事に。ホテルまで2〜3キロの場所で、真っ直ぐ進むとホテル近辺に着く道が通行止めに。右に曲がり大回りをしてホテルを目指しました。

途中、地元スーパーがあったので何か面白いものがないかと店内を物色しましたが目ぼしいものがなく、セイコガニを見つけるもあれ?解禁は来週のはずと、産地を見ると新潟w。そして食料保険の為にバナナを買いました。そこではコジカカードが使えたので愛するスーパータイヨーを思い出し、少しほっとしました。

また自転車をこぎだし、道に迷いながら進む事10分。

そこで見つけたものは、

★カボチャ村(居酒屋・カフェ)→当館より徒歩20分

と書いてあった食べ物やさんが入っているテナント。ここはどう考えても徒歩20分でいける気がしない距離です。しかも道中暗すぎて帰りは迷うに違いない。そして、何店かはクローズ。寂しすぎる。

そしてデザートを買っていない事を思い出し、テナントの一つのスイーツのお店へ。とても普通のケーキ屋さんだったので買うものに悩み、クッキーを買ってしまう所だったのでここは妥協してカスタードブッセに。これも微妙です😓どうしてシュークリームが無いのよ〜。

ホテルへ帰る道すがら、食べ物屋さんという食べ物やさんを物色して回りましたが、臨時休業やら、定休日やらで営業しているのすらわからない状態です。暗い中食事の為に外に出たら遭難しそうです。

またもや今日の食事は諦めて、今日食べていないスイーツを食べる事に。やっと営業しているカフェを見つけました。そこは市営の温泉ランド的な加賀片山津温泉総湯本の2階。お客様はちらほらいて、年齢層はやはり高め。近所の老人用マンションにお住まいの方とみます。そこでは加賀パフェなるものを注文。加賀地元野菜やフルーツを使用し、新進気鋭の九谷焼作家の器と山中漆器、を使った盛り沢山なパフェでした。野菜やらフルーツやらの、ジェラートとゼリーが渾然として最後には何を食べたのか行方不明になりかけました。イベント的なパフェは攻撃的です。

研修の意味でも攻撃的なパフェを無理矢理食べ、暗くなりかけてきたのでホテルに帰る事に。カフェの営業時間ももうすぐ終わります。

ホテルに着いたのはもう4時過ぎでした。ちょうど6時間フラフラしていた事になります。自転車の借りられる時間は3時間だったことを思い出しましたが、他に借りる人もいない感じだったので万事オッケーという事でフロントを後にしました。喉が渇いていたので、誰もいないロビーで加賀棒茶を飲み、新聞を読み、リンゴゼリーを食べて、部屋に帰りました。部屋では、研修のカスタードブッセを食べましたが可もなく不可もなくと言った所で、今日も食べ物には恵まれなかったな〜と思いながらコンビニのパスタサラダを食べ、おもうまい話をテレビで見ていました。

明日は帰る日です。飛行機は夕方の便なので、小松空港には昼過ぎに着けば十分間に合います。それまでどう過ごすか悩みました。また金沢に行くのも多分すごく疲れるし、この近辺の観光もバスは本数がなくて飛行機に間に合わない恐れが出てくるし、さて、どうする?と、思慮中、フロントの方が、明朝9時半にホテルから空港への無料バスがあります。午後の便はありません。後はタクシーになります。はい、料金は4〜5千円くらいかと。えっ、し、4、5千円?、ワクチンクーポン取れなかったんだってば😭 

小松空港までバスはないものか調べると、直行便は加賀温泉駅から数本と、後は主に金沢駅から。電車は、小松駅からこれまたバス。どうにもアクセスが悪い。そもそも、

当館は小松空港から車で15分、JR加賀温泉駅から車で10分
金沢市内から車で1時間でとっても好立地!

これは、自家用車を持っている人、もしくはレンタカーの人への説明文だった。車ありきの案内ね😭

案内にレンタカー必須って書いておいて。

そして無料バスの予約は今日までにしてくださいと。もう、アクセス難民になるくらいなら、明日は帰ることをメインにしよう。空港でゆっくりしよう、明日は空港満喫デイにしようと朝に小松空港に向かうことにしました。思っていたのは海外のトランジット空港の過ごし方です。カフェやお店をぶらぶらし、テレビを見ながら乗り継ぎの時間を過ごすイメージです。

明日は朝早くホテルの無料バスで空港に向かう事にして、今日もよく運動したし、風呂に入ってそうだ、ヨガをするんだったと目的を思い出し、夜ヨガをちょっぴりして眠りにつきました。美味しいものたくさん食べたかったな〜😢

夕方虹を見ることが出来て、わ〜、何かいい事あるかもと、明日のささやかな幸せを祈りました。なんたって明日は誕生日。

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続く〜😄次で終わるから

日本海 北陸女一人旅 その2

北陸本線の本数の少なさにショックを受けつつ駅のホームに着いたものの、発車までは20分もあります。電車は30分に一本ですから、この電車を逃すと宿に着く時間がまた遅くなり、もしかしたら宿の迎えが来なくなる時間になる恐れがありました。さっき、

はい、シラサギ、切符取れましたので、はい、6時13分、加賀温泉駅着です。はい、え?お迎えは6時30分?30分間隔?はい、わかりました。駅で待ってます。とのやりとりを終え、宿のHPを見るとお迎えは6時までだったので、宿側としてもちょっと無理を聞いてくれた感じだったと思います。

なので、この電車を逃してはならない緊迫感の中、でも20分もあるので、ホーム上なら逃しはしないだろうとホーム上のコンビニを探しました。なんなら駅弁とかないかなと探しましたが…無い。やっと見つけたのはコンビニ仕様の自販機ショップ。お金を入れて番号を押すと出てくるやつですよ。あー、😮‍💨マジか。しかし腹ペコだったので、無難なシャケのおにぎりと、飲み物だけはご当地ドリンクの加賀棒茶を買って、指定席へ向かいました。向かう途中、何やらコンビニらしきものを発見。何ですと!とまた入ってお弁当を探すも大したものはなく、ここで妥協してはいけないと、おにぎりとお茶で当面はやり過ごすことに。

無事席にも着いて、おにぎりとお茶を飲むと疲れからか睡魔が襲ってきました。車内は暖かく、うつらうつらとしていてハッと気がつくと加賀温泉駅のアナウンスが。特急なので停車駅が少ない上にスピードも速いのです。あぶない、乗り過ごしたら戻るのも大変です。慌てて降りたので貴重なお茶を車内に忘れ、気がついて戻ろうとしましたが、発車されると困るので、きっと不審物扱いにされるなと😭涙で見送り、駅の待合室に入りました。

加賀温泉駅は、この駅で大丈夫?というくらい人がなく、観光案内所もクローズ。待合室にはテレビと、小さいコンビニ。駅前はもう暗いのです。良かった〜お迎え頼んでおいて。バスで行こうと思っていたけど、絶対終わってる時間ってまだ6時13分💦おにぎりとお茶少しだけだったので、コンビニを物色し、保険の為にサラダを購入。そもそもこのプランは、

 

プラン内容
チェックインが遅くなっても大丈夫!!
お仕事でどうしてもチェックインが遅くなってしまう方
思いっきり観光を楽しみたい方
そんな方に必見”≪素泊まりプラン≫です。
当館は小松空港から車で15分、JR加賀温泉駅から車で10分
金沢市内から車で1時間でとっても好立地!

加賀温泉駅へのお迎えは、18:30まで承っております。←これ、みた時は6時までだったよ。変更したのね。
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■□当館周辺の【お食事処】のご紹介□■
★安平さん(居酒屋)→当館より徒歩5分
★留ま留さん(居酒屋)→当館より徒歩10分
★だるま屋さん(焼肉)→当館より徒歩15分
★パインダイナーさん(カフェ)→当館より徒歩15分
★カボチャ村(居酒屋・カフェ)→当館より徒歩20分

その他、当館の最寄駅「加賀温泉駅周辺」にも
色々なお食事処がございます

という内容。

車で10分なら、プラプラ歩いてもいけるなと踏んでいたのですよ。ところが、真っ暗な中どこを走っているかも検討がつかない(そもそも方向音痴)中歩いて行ったら遭難していたと思います。危ない。

で、無事ホテルにチェックインしました。乗客は私1人でした。そんなら13分に来てくれたら良かったのに😭

はい、滝沢様、本日からご一泊ですね。???あの、二泊ですけど。あ、え?2泊、あ、別々に予約されていました。すみません、こちらも気が付きませんで。あのー、今日と明日、別の部屋になってもよろしいですか?はい?連泊の意味ない…。て事は、10時に一回荷物をまとめて出なくちゃいけないって事ですよね?はい、そうなります。マジか😓。なんとかなりませんか?はい、今日のお部屋は明日、ツアーのお客様が入ってまして連泊は出来ないので、明日泊まる部屋は大丈夫ですから、ロビーは広々としてますのでご自由にお使いください。その間にご用意させて頂きます。と。広いロビーは人っ子1人いなく、新聞と、水出し加賀棒茶と何故かりんごゼリー。腹ペコだったので、我慢出来ずにりんごゼリーを食べました。これからお風呂に入ってそぞろ歩きでご飯でもと思っていましたが、もう、そんな気力もなく部屋に入って用意されていたお茶菓子とお茶を飲んで風呂入って寝ました。美味しいもの食べたい。

朝起きて、窓の外を見てみると景色が良い事に気がつきました。こんな事なら昨日は早くにこちらに来ていれば…後の祭りです。思いがけず18時間ダイエットになろうかというタイミングで、そうだ!海鮮丼食べに行こう。魚食べたい。といそいそと用意し、Googleマップで確認し、さあ、どうやって行こうと思いバス時刻を調べると、どうもコロナの影響で本数激減。行っても帰れない恐れがあるので、そうだレンタサイクル、と閃き部屋を出ようとしたその時、電話が。姉からの内輪揉め相談です。このタイミングで、この話題。今まさに意気揚々と出発しようとしていたのにw。姉はいつも私が旅行に行って楽しもうとしているタイミングをピンポイントでついてきます。ある意味天才です。だって運気アップは長電話って言ってたから…。私にはダウンだよ。

で、うだうだ話をして、もう出なくては海鮮丼に間に合わないと、電話を切り、レンタサイクルは何処に〜とフロントに聞くと、当館でも貸し出しております。3時間500円です。と。海鮮丼の場所もフロントで確認し、候補地を3箇所ピックアップ。そんなに遠くないような感じだったので、ここの柴山潟周辺をサイクリングしようと寄り道しながら出発。のんびり出発すると、左手には柴山潟、右手にはホテルをリメイクした老人ホームという風景が延々と続き、寂れた温泉宿は今や老人ホームへと変化しつつあるのを目の当たりにしました。ウォーキングをする人も年齢層高め。潟は流れが無い分ゴミも溜まります。鴨も溜まります。

ほぼ一周してコースアウトし、港の方へと今度は川沿いに自転車を走らせました。途中、道の駅があったので寄るも臨時休業。途中のお食事処や宿泊場所も軒並み臨時休業。全部コロナの影響だそうで。

不安になる位延々と走る事20分、やっと目的の海鮮丼があるであろう食事処へ到着。自転車の人は、ロードの方以外は私だけでした。ロードの人も、行ったり来たり、何回も遭遇したので、道に迷っていたのだと思います。サイクリングロード謳ってる割には停泊地少なすぎ。

で、やっとの事で海鮮丼にありついたのです。

 

続く…続くね〜😁

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日本海 北陸女一人旅  

と書くと、裏悲しい女一人旅の感じです。恋に敗れてとか、人間関係に行き詰まってとか悩み事の末に…ですね😄

いえいえ、今回は宣言明けということもあって飛行機乗りたい欲が高まり、どっか行きたい→鮨→そうだ小松空港→金沢→温泉でしょう→行ったことないとこ行こ、となりまして勢いに任せてポチ。

このポチ、今思えば中々申し込み完了にならなかったのです。見えざる手が、イヤイヤ、もう少し考えようよと留まらせてくれていたのにも関わらず、力技で申込完了すると…ワクチン接種済みの方用のクーポンの画面が。今?どうして今?申込完了後に?まず第一失敗です。それでも気を取り直して、大丈夫、大したことないわと自分に言い聞かせるも、ベッドの中で、これ、取り消して取り直したらクーポン使えるかもとかの妄想が膨らんで寝られません。夜中飛び起きて調べると、残念ながら取消料の方が高くつきます😭そのまま寝ればよかった。

 

申込も済み、飛行機の予約も完了され、さあどうやって羽田まで行こうかなと。朝が早いし2泊なので車で行こうとなったのですが、祝日が入る為満車で予約が取れません。え、満車とか朝イチの飛行機って電車で間に合うの?と調べると始発がなんとか間に合いそうです。で、初めて、シャッターの閉まっている駅の改札前で待ちました。順調に飛行機に乗り、小松空港へ。着陸の時に偶然イーグル戦闘機の発進を見ることができました。ゴー、ビュンっはやっ😅て感じで飛びたちましたすげ〜。

小松空港で金沢行きのバスに乗り、1時間ほどで金沢到着、10時過ぎです。お昼の鮨を予約していたのでゆっくり歩いていこうと目的地に向かってプラプラ歩いていました。もちろんGoogleで調べて確認済みです。しかし、生来の方向音痴、気の向くままに向かっていると15分ほどで着くはずが一向にその気配がしません。おかしい、Googleマップで調べるとどうも違う方向らしい。Googleマップって、歩いている時の方向指示があっちこっちになって本当迷うんですよ。

で、間に合わないと困るので、そこから急ぎ足で目的地を目指します。街並みなんて目に入りません。ひたすら歩きます。もはやプラプラではなく競歩並みです。なんとか時間に間に合いました。※ペラペラのシャツ一枚なのにうっすら汗ばむ運動量です。

まず着席して、お飲み物はどうしますか?お茶もあります。はい、ビールを下さい。え?ビール飲まれます?ビンですが、大丈夫ですか?はい、大丈夫です。なんなら2本でも大丈夫です、運動したので。と心の中で独り言を言い、お寿司が来る前に一本飲み干す勢い。ちょっと残しておいてお寿司を堪能。お腹が空いていたので握る→置く→一口で食べるがキュ、シュタ、パクのリズムでメチャメチャ速い。

とうとう大将が私について来なくなり、私は空き時間が増え口淋しさから日本酒を注文。日本酒下さい。地酒がいいですか?お勧めは?はい、福島の写楽ですがいいですか?ここにきて写楽を勧めてくる大将w   ぶりもまだ北陸では取れてないらしく北海道産❤️金沢も雪が少なくなってきているので、雪吊りの風物詩も形だけの時があるそう。年月と共に色々変わるのね。私も前回来た時は暗黒の高校生の時だったもんね。

で、ここでのお寿司は美味しいものの腹3分ぐらいだったので次なる場所へgo、と金沢城兼六園の王道コースへ。歩いていけるよとの言葉を信じて歩くも、また通常の倍の時間がかかり、ランチ時間が過ぎて食べるものもなく、腹が減ったまま城内を観光。近くに行列ができる美味しいコロッケ屋さんがあるよとの情報を得ていたので観光もそこそこに探すも見つからず、腹が減った思いだけが募っていくのでした。

なまこ壁も石垣も堪能し、日本三大名園の一つ、兼六園へ。道中お土産屋さんでの軽食を見るも、貴重な空腹にそんないい加減なものを食べるわけにはいかないと我慢し、兼六園観光。ここも広くて、歩けど歩けど思っている出口に着かない巨大迷路状態に。ここでも余りに目的地に着かないので焦って競歩状態に。ペラペラのシャツ→※に戻る。

こんな事なら金沢でかき氷を探そうとGoogleマップで探すとちょっと近くに月曜日営業しているかき氷やさん発見。時間も大丈夫。と、また歩くと、思ったより遠い、ので、循環バスに乗って近くまで行くことにしました。近くの停留所で降り、また目的地に向かって歩き出したはずが…着かない😓

Googleマップを駆使して歩いている筈なのにどうしてもそこではない武家屋敷に迷い込む始末。ここはくる予定ではなかったのに誘い込まれるように入ってしまいました。もう、諦めてここを堪能すればよかったのに、かき氷しか頭になかった私はまた力技でそこのかき氷を目指しました。途中走ったり、競歩並みの速足でたどり着きペラペラの→※に戻る も、オーダーは4時25分まで。到着したのは35分。見えざる手はつかない事を知っていたのでしょうか。もっとはっきり教えてくれ😭

で、やっと諦めてもう宿に帰ることにしました。そう!温泉です。早く帰ろと思い、タクシーかバスか迷いました。ワクチンクーポンを使えなかったから節約してバスにしようとバスに乗りましたが、結構渋滞や停留所で時間がかかり思ったより遅くに金沢駅に着きました。

時刻掲示板を見ると、どれに乗ったらいいかわかりません。暗くなってきたので一応ホテルに連絡しておこうと電話したついでに電車のことを聞くと、はい、その電車に乗ってください。え😅17分発?今16分ですけど、とにかく乗ってみますね、と電話もそこそこにホームへ駆け上がり、どれ?と迷っているうちに目の前の電車が発車。ぁ、これだった。その後はサンダーバード特急しかありません。またホテルに電話すると、詳しいことはミドリの窓口に聞いてくださいとのこと。確かサンダーバード加賀温泉駅にはとまりませんよ、と。どうすればいいのか🤔ミドリの窓口に相談すると、シラサギという特急は止まりますよ。それを聞いて😭が出るくらい嬉しかったのです。はい、特急券750円です。え、こんな事ならあの時タクシーに乗ればよかったんじゃ…、と思っても後の祭りです。とにかく加賀温泉駅には行けそうです。この電車を逃すと次は30分後、どんどん外は暗くなってきました。こんなに夕方以降電車が少なくなるなんて知らなかったよう😭聞くと、コロナの影響で本数を減らしているそうなんです。そんな情報なさすぎ。

で、もう、腹減りマックスだったので貴重な空腹をおにぎりとお茶で満たし、炭水化物のみでかろうじてカロリー源としました。美味しいもの食べたかった〜。

 

続く

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営業を再開して改めて思った事

先日の日曜日、今期初めての薪ストーブを焚きました。ひどい雨でどんな営業になるか予測できなかったのですが、温かいお客様のお陰でつつがなく終えることができました。

 

ポニーでは基本、雨の日は営業しません。というのも、かき氷は食べると寒くなるし外と同等の営業なので食べる事を楽しめない悪天候の時はなるべく営業しないようにしています。駐車場もぬかるむし😓大風の日はもっと楽しめないです。

 

でも、今回だけは、とても良いかき氷が出来上がったのと、風が吹いていない雨なら入り口を塞げばどうにかなるかと思ったのと、冬の営業に向けて薪ストーブを焚きたかったのと、冬営業に向けてのスクーリング的な意味合いで営業しました。

 

良いかき氷とは、ぶどうの宝石箱です。ぶどうはポニラーの従兄弟さんが作ったFUJI sweeetsのぶどう。これは晩成種のウィンクとオリエンタルスターという品種です。気候的なものか、色付きが今ひとつという事でお手頃なお値段で分けて頂きました。色付きが今ひとつなのでそのままでは映えないし、味もシャインのように甘くて美味しいって感じでもない。しかしこのぶどうの最大の特徴は歯応えなんです。シャウエッセンばりにパリパリしていて、後味がリンゴのようにスッキリしている変わったぶどう。そして何より一粒が親指2本分位ある程大きいのですよ。このぶどうの良さを生かせるかき氷を、と考えてこの宝石箱に行きつきました。

 

このように、素材の中には、良いものだけどちょっと手を加える必要があるものも多いんです。こんな風に手を加えて、その素材そのものより付加価値がついてもっと美味しくなったって言うのがいいなぁと。与えられたもの、環境、既にあるもの、自分の持っているもの、そういうものを上手く組み合わせて極上のものを作り出せるといいなあと思うのです。

 

そしてそして、その作ったものを美味しいと言って食べてくださるお客様がいて、幸せな空間が生まれるのです。幸いな事に、かき氷カフェポニーには、ポニラーと言ってポニーをこよなく愛するお客様達がいらっしゃいます。本当にこの方達にとても助けられています。

日曜日のとても寒い日にはスープを持参して他のお客様にも振る舞って下さったmさんがいました。

初めての方にはメニューの説明を親切にしてくれるr先生がいました。皆さんのお陰で、悪天候、寒い、外、狭いという4重苦の中でも楽しんで営業ができました。雨の日のポニーも良いねと言ってくださるtさん、などなど、お客様同士は和気あいあいと楽しく過ごす事ができました。

 

補いながらものを作る、助け合いながら楽しむ、どちらも関わり合いの中で生まれます。他と関わり合いながら自分だけよりももっといいものを作る事、これが私のライフワークです。

 

そして木曜日、平日朝の営業告知にも関わらず来てくださったお客様。いつもタイミングが合わず、来れなくて、その日偶然来ることができた。そのタイミングがいいのです。タイミングが合わない時は来る必要が無いのです。自分の思うようにならない事を受け入れる、それも楽しく生きるための秘訣ですね。

木曜日は久しぶりに作ったおまかせ。私の創作料理のコンセプトはサムシングサプライズ。何かちょっとわぁ〜となるものを作りたい。美味しいのはもちろん、何か仕掛けをしたい。これは、大好きだったつくばのフレンチレストラン、パスパスでの料理が原点です。こちらのシェフは旧ソビエトで、日本大使館の料理を担当されていた方。手に入る食材も限られた中、創意工夫で美味しい食事を作っていたのです。このシェフが作る料理は本当に素晴らしく、月2で行っても何かしら変化があり、楽しませてくれました。そしてリーズナブル。創意工夫で素材を生かし切っていましたからこのお値段でという。しかし残念ながら亡くなってしまったのです。

そのレストランを超える所を発見できなく、フレンチジプシーとなっていた私が、もしかしたらここは!と思ったのが守谷のコワンドゥフルノー@coin de fourneau さんです。まだ一回しか行ってないので確定ではないのですが、なんとなく。ぶどうの宝石箱のドライフルーツクリームチーズやワインのジュレなど、参考になる料理がたくさん出てきました。そして何よりリーズナブル。この、お客様を大事にする方向性、勉強になります。自分の使いたい食材を使いつつ値段はなるべく抑える、この姿勢がとても心地よいです。前回行った時のメインは大奮発のリードヴォーがでました。あの値段で普通出てこない食材です。きっと、緊急事態宣言明けのシェフの奮発食材だったと思います。このように、コストも大事ですが、お客様目線で時にはコスト度外視で料理を作るシェフは、本当に料理が好きなんだなぁと感じました。

もう一件、好きなレストランがあります。品川にある@レストランラカンサトゥールです。ここもフレンチなんですが、食材が北海道しばりです。ここのシェフもびっくりな組み合わせと本当に美味しいフレンチをまたまたこの場所としつらえでこのお値段(茨城価格よりは高いですよ😅)というレストラン。家族経営ならではのおもてなしとお値段です。

フレンチって、シェフの性格が出る料理なので、それぞれ楽しい。同じ料理でも違いがあります。

かき氷もそんな風に、同じ素材でもそれぞれのお店で違う表情で出てくれば楽しいですね。

などと、徒然雨の午前中、昨日の余韻に浸りながらまったりと今後の営業の作戦を練っているのです。

ポニー の日常

雨が多くてなんだかパッとしない天気が続き、かき氷を作るきっかけが掴めないまま前回の営業から時は過ぎ、季節の素材は待ったなしでどんどん出てくるのを目の当たりにすると居ても立っても居られなくて、営業のあてもないのに買ってしまう。えーい、これも勉強じゃと、無駄になるのを覚悟して買ってみるものの、あー、これであれを作りたい、これなんかも良さそうだわとアイデアと材料だけが増えていたんですね😓。そして昨日、やっと晴れたのを見計らい、突然でしたが営業できました。朝の10時の告知にも関わらず、都合がついた方がいらして下さって、ポニー の日常が垣間見れました。

そして、まさにこれぞポニラーという注文が昨日頂けて、

私、何食べたらいいかしら?

お値段いくらになる?

なんてね。行きつけの小料理屋か😂

後、今のあなたにぴったりな一杯とかね、お任せも堪能できて、お客様も私も楽しい営業でした。

こんな風に突然営業で、都合のつく人が来て、美味しいかき氷を食べて、私は食べてもらえる幸せ。

そして、昨日はスペシャルゲストの隣の栗🌰畑のおばさんが今盛りの栗を売りに来てくれました。こんなサプライズなど、晴れた日の庭先ならではの交流が日常として繰り広げられていたのです。そして、馬の鳴き声や珍しいトカゲの鳴き声メーというはなの鳴き声とかをBGMに、のんびりとかき氷を思う存分楽しむスタイル、これぞポニー の醍醐味なんです。

あ〜堪能したわ〜。

 

 

りんちゃんも先月無事旅立ちました。こちらも介護、堪能しました。

こちらは堪能しても満足する事はなく、日が経つ毎に後悔や寂しさがふつふつと湧いてきます。お別れの時は、ありがとう、ごめんね、と思わず口にしてしまった。やっぱりごめんねと言ってしまいます。介護って毎日の事なので自分が大変になってきたり、したい事が出来ないとイライラして扱いも乱雑になったり、もうヤダと言っちゃったり…。

本人が1番大変なんですよ、なんて世の人は言うけれど、介護してる人だって1番大変だと思います。確かに本人も辛いとは思いますけど…どうやって気持ちに折り合いをつければいいのか、悩みました。大好きなりんちゃん、でも介護も大変なりんちゃん。早くお迎えが来ないかな、でも来ちゃったら悲しいなぁ、でも本当大変だなぁ、でも可愛いなぁ、長生きして欲しいけど、と、気持ちは目まぐるしく変わります。

状態も超低空飛行のまま約一年、お互いに死力を尽くした感があった一年でした。

旅立った後、ホッとしたのもありました。やりたかった事が気兼ねなく出来ると思ったのも本音です。

勝手なもので、それらが一通り終わると、また寂しくなるのです。りんちゃんお空で元気にしてるかなぁなんてね。会いたいなあとかね。

スマホにりんの写真が勝手にアップされるとあぁ、この時はまだ元気だったなぁとか。

なにせ17年も一緒にいましたから、誰よりも一緒にいた時間が長いし、濃密に関わっていました。

今になってこんなにジワジワと悲しみが湧いてくるとは自分でも思っていなかったです。

この悲しみ度は父親が亡くなった時以来の大きさです。それだけりんは特別だったんだなぁとしみじみ思うのです。自分勝手な女だったけど。

と、日々は流れ、ポニー の日常が戻りつつあることに感謝して、またいつもの突然スタイルでお目にかかりますよ〜😄

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家その22

動物達が出揃った所で、その動物達を見たいと人がよく訪れるようになってきました。

誰か人が来ると外に出て行ってちょっと立ち話。1日5組の方がいらっしゃると大体2、3時間はその為に費やされる日々が続きました。

あれ?こんなに人が来て、楽しんで見てるなら気兼ねなくちょっとお茶でもやってきたい(茨城弁でお茶を飲んでいきたい意)と思うよね〜。

そういえば、この場所でB & Bしたかったんだっけ。家を建ててすぐのとんでもない地震で忘れてたけど。じゃあ、喫茶店しよっかなぁ、と思ったのですが、調整区域の為建物が建てられないと。

うーむ、どうしよう。

と思いながら月日は経ち、夏も終盤になりました。庭で友人とBBQをしていた所、その友人がこれからかき氷を食べに行くと言い出しました。時はふわふわのかき氷が出始めたところ。かく言う私もそんなかき氷を並んで食べた経験が無かったので、へー、かき氷ね〜なんて気のない返事をしていたのでした。

タイミングとはこういう事で、それから程なく茨城新聞の日曜欄にかき氷の記事が載っていました。おお、かき氷🍧、しかも龍ヶ崎?地図を調べてみると割と近くです。ここならいけるかもと思い、いてもたってもいられず夕方でしたが行ってみました。日曜日でしたので案の定ものすごい行列で、今日は無理との事でしたので次の日訪問する事にしてその日は顔出しで終了。

そして満を持して次の日、勇んで訪問。そしてかき氷といえばいちごだなぁ🍓と思い、イチゴミルクを注文しました。一口食べて…かき氷ってこんなに美味しいんだ!と感激し、続けてメロンも注文。私、氷系は食べるのものすごく速いんです😄。メロンも美味しい。ここでふと、氷の削り方でこんなに美味しさが変わるのねと思い、次回は氷蜜を頼もうと思い、運命のさくら氷菓店を後にしました。

帰ってからもうまたイチゴミルクを食べたくなり、次の日行くも定休日で休み😓その次の日行って、さあ、イチゴミルクと思ったら、イチゴミルクもメロンミルクも無い!メニューが変わるんだ!と衝撃を受け、その日はベリーミックスヨーグルトミルクを食べました。これは私の好みではなかった。

その次の日こそと思いまた行くと、やはり無い。思い切って店主さんに聞くとお休みの日に仕込むので、これが無くなったらまたイチゴミルクが出るかもとの返答が。そうして2、3日おいてまた行った所イチゴミルクがあり、食べてみたら、前回と味が違う!こんな変化があるのか〜、これだったら、いろんなバージョンが出来るんじゃ…とかき氷の可能性を感じたのでした。

そんなこんなで2週間通い続け、顔を覚えてもらった頃、じーっとかき氷を作る所を見ていたら突然、私も作りたくなってきたのでした。で、私もかき氷作りたいんですけど。作れば良いじゃん。え?作れますか?機械を買えばできるよ。ってな感じでその日のうちにポチ、ではなく、電話。購入。重さ23キロの業務用初雪1号が玄関前に到着しました。とにかく削ろうと思って台所に置いた所、あまりの存在感にタッキー(主人の意)は無になっていました。買ったの?の確認もなく、あたかも目の前にないかの如くスルーします。これはまずい😓この機械の存在をアピールしなくては。時は流れ、その時はもう冬目前。鍋の季節になっていました。〆のかき氷❣️閃いた私は、何も知らない友人を呼んで鍋を囲みました。そのついでに強制的にかき氷の流れを作り、流れでかき氷をみんなで食べる事にしました。作戦は上手くいき、タッキーに機械を認識させる事に成功しました。それからはタッキー相手にかき氷を作る練習をしていました。もっと作りたい…。タッキー一人では1日多くても2杯が限度です。

私は友人を呼んでは鍋をし、かき氷の流れを作っていました。が、物足りない。もっと作りたい…。かき氷の機械も本領を発揮したいと叫んでいる。業務用!うーむどうしよう。あ、そうだ、お店ひらけば良いんじゃん。と閃きました。あの〜お店開きたいんですけど、とさくら氷菓店の店主さんに相談すると、ひらけばいいじゃん。

それからは、その足で三協フロンティアに行き、コンテナを購入し、続けて保健所に行き、許可の相談、道具も買わなくちゃねと、中古の冷蔵庫なんかをポチッとして、年末、暮れも押し迫った12月28日にコンテナ設置の運びとなりました。タッキーに相談も無しにね。忘れてました。

今まで車を停めていたところの目の前にコンテナ設置だったので、タッキーが何か言うかな〜と思っていたのですが、やっぱりスルー。見えてないのかと思っていたら、実は見えていた。当たり前でしょ。

続く

予約について思う事

最近、予約を取る、キャンセルする、という事に対してモヤッとしたので、徒然書きましょう。

 

通常かき氷カフェポニーでは、便宜上予約制の形を取っていました。本当は予約制ではなく、広く皆様に食べて頂きたい、というのが本心ですし、私自身突然食べたくなったり、突然食べたくなくなったりするので、予約は苦手です。しかしながら、今のご時世では密を避けなければいけません。という流れで、当然予約制になりますね。

で、予約を取ったら、なるべくその予約を遂行する事が大事です。確かに、食べ物の事ですから体調などの不可避な理由は致し方ないとしても、自分本位の都合(勝手な都合とも言う)でキャンセルされると、時間も材料も無駄になってしまうのです。もし、自分本位のキャンセルをするのであれば、少なくとも2日前には連絡する事が望ましいのです。これは、相手の都合もある、と言う事を頭の片隅に置いておくとわかりやすいかと思います。寸前のキャンセルが一番痛手です。

私が一番モヤッとしたのは、10人の予約を取っていたお客様でした。そのお客様から当日の朝、連絡が来て、人数が増えるのですが大丈夫ですかと。その日は超満席の状態で、朝1の時間ではできなかったのでその旨お伝えした所、ではキャンセルして下さい、と…。10人😓。

お店ってなんなんでしょう。と思った瞬間でした。私が一人で営業していますので、1時間の枠は10名前後です。他のお客様がいる場合、次の時間も満席の場合人数を増やすのは不可能なのです。で、その時間、10名分空きました。朝1。知らないで来たお客様は、あれ〜空いてるね〜なんてね😅。

その方、いつもそうなんでしょうか。人の時間を浪費している事、気付いてますか?

 

ヨガの教えで、8支則と言うのがあります。サンスクリット語で8本の枝を意味し、ヨガを実修するための8つの段階・行法を示したものです。

その中に、ヤマ、ニヤマというのがあります。ヤマは、日常してはいけない事、ニヤマは、進んですべき事なんですが、ヤマの中に

 

アヒムサAhimsa
非暴力、非殺生。考え、言葉、肉体を使った行いで人、自分、自然などを含むありとあらゆるものを傷つけない
サティヤ Satya 
正直、誠実であること。考えと言葉、行動に一貫性をもつ。嘘をつかないということ。
アステーヤ Asteya 
盗まないこと。所有物、時間、その他、他人に所属するものを欲しがったり奪わないこと。
ブラフマチャーリヤ Brahmacharya
あらゆる欲望と快楽に惑わされない事。
アパリグラハ Aparigraha
貪欲さを手放し、執着しないこと。

 

とあります。

昔から教えとしてあるものなのですね。気付いて欲しい。

今の時代、予約、キャンセルは簡単にできるものですが、一度予約を取ったらその自分の予約に責任を持つ事が大事だと思うのです。予約は相手に対してのみならず、自分に対しての予約でもあるのです。

約束も同じです。約束、よく破る人いますよね。人の時間を盗んでいる事、気付いてますか?

 

自分に対して誠実な事、考えと行動に一貫性を持つ事、人のものを盗らないこと、傷つけないこと、欲しがりすぎない事、こだわりすぎない事、人間として良く生き、よく死ぬ為の教えです。

ちょっとだけ頭の片隅に置いて下さい。

行動の指針になるでしょう。

さて、私はできているでしょうか?😄f:id:kafepony2:20210817073104j:image