COVID-19 に限らずウィルスや細菌ってどこにでもいます。ほんと、どこにでも。私達は常にそれらに晒されている。
しかし体内で増えなければ害はそんなにない。
ウィルスにもタンパク質の感受性に違いがあって、それがかかりやすい人とそうでない人との差なんだと思うのです。体質の違いというか。
じゃあどんな体質なんだと言われても、ウィルスの好みだから分からないのですけど。
COVID-19、最初のと最近のとではちょっと変化しているような気がするんです。
最初の武漢から入って中国人が広めたのが3月初旬迄のウィルス。中旬過ぎてあまり広がらなくなって皆んな気が緩んできていました。
3月初旬過ぎから春休みも重なって海外へ旅行に行く人も増えてきました。その人達の帰国と共に入ってきたのがヨーロッパ型COVID-19。
これは、武漢からヨーロッパ諸国に帰国した人が持ち帰ったCOVID-19が、ヨーロッパ人の間で広がったもの。
ヨーロッパでも当初の感じで、大した事ないじゃん的にタカを括っていたので不顕生感染という形でジワジワと広がっていた。その中に育って変異してより多くの人に感受性が出てきたウィルスがあって。それが今のヨーロッパ型COVID-19だと思うのですよ。
COVID-19も子供時代から青年期に入ったみたいな。
姑息になったヨーロッパ型COVID-19は、人々の気の緩みに乗じて3連休、広めに広めまくった。もう誰でもいい。青年期だから。
で、今です。
もう、老年期になるまで付き合うしかないと。
多分このウィルスは、インフルエンザのように、収まったと思ったらまた広がり、を繰り返して変化していくと思います。
そこで、共存するには、かかっても増やさない。ではどうするか。
昨日インドからのアーユルヴェーダレクチャーをオンラインで受けました。
タイムリーにも、トピックスは免疫力。
インドでは衛生的とは言えない生活環境なので、あらゆる感染症のリスクと隣り合わせです。
インド5千年の知恵からの感染症予防。それもアーユルヴェーダのカテゴリー。
ドクターは、
免疫力とオージャ=生命エネルギーを高めることが大事。
その為には
1.新鮮な野菜を体内に入れる。
2.クミンやターメリックなど、免疫を高める作用をするスパイスを取り入れること。
3.免疫力を高める食べ物をとること。
4.正しい時間に食事をすること。
5.正しい量の食事をとること。
6.体質や季節に合った食べ物をとること。
食べる時、食物を体内に入れる時の気持ちも大切で、心の状態が消化力にも影響します。と。
ここでも心の問題。
免疫力を上げるためには笑えばいいとか、これを食べればいいとか、巷には情報があふれていますが、自分の心と向き合う。ここが大事なんですね。
今,おなかがすいているだろうか、ちょうどいい量か、おいしいか、など。
しっかりと自分の体に聞いてみる。
次に、どんな食べ物が免疫力を上げるか。
しょうが、にんにく、緑茶、緑黄食野菜、アムラ、オレンジなどの柑橘類、アーモンドなどのナッツ類など。アムラは、インドではとてもポピュラーな、インディアングズベリーと言われる果物。普通ドライであります。
また、軽い咳やのどの痛みにはどんな手当てがあるか。
1.ミントの葉や、アジョワイン(キャラウェイシード)を入れた蒸気を一日一回吸う。
2.はちみつかギーに、クローブパウダーを混ぜたものを一日2~3回とること。
などを教えていただきました。
普段私たちは、不安や知らないものに接するとやみくもに情報を探し、すがろうとします。
それはやめましょう。
自分の感覚を研ぎ澄まして。自分に今必要か否か、体は喜んでいるか否か。脳に騙されているか否か。
ドクターの話はいつもシンプルであーそうだなーと思うことばかり。
情報過多でシンプルに考えることが難しい世の中ですが、このおうち時間、自分と向き合う作業には意外と適していますよ。