アーユルヴェーダとは、アーユルは人生、ヴェーダは知識という感じのサンスクリット語。直訳すると人生の知識。
人が生きる上での知識と言う事で、皆さんご存知のおデコにタラーッとオイルをかけるだけではなく、医療(マッサージはこのカテゴリー)、日々の生活、食生活、等々、膨大な量の知識を学ばなければアーユルヴェーダの医師免許は取ることは出来ません。
日本語のアーユルヴェーダの本は、こうこう〜こうなります、としか書いていない本が多いのです。何故そうなるのか、なかなか納得する理由まで行き着きません。
しかしゴパール先生のアーユルヴェーダレクチャーはとてもわかりやすく、これこれこうですね、だからこうなります、と理由が明確です。
さすが大学助教授!。医師であり、大学助教授のもったいない講義を、スズメでぼーっとしていてはいけません。しかも、医学用語もバンバン入ってきます。聞いたこともないような単語も出てきます。Urine ←とか、stool ←知らない人は調べてね とか。しかしそこはコーディネーターの桜井さん。看護師の経験をフルに生かして通訳してくれます。ここがこのツアー最大の強みです。お医者様と看護師さんのタッグ。最強です。理解が深まります。
講義も佳境に入ってくると、今迄日本の本ではふーんと流していた事象が雲が晴れるように鮮明になって形になって現れてきます。
あーっ!こう言うことだったのかー。目からウロコです。
ゴパール先生の講義はいつも明確です。喋る英語も口語ではなく、まるで論文のようです。
使う接続詞も、だからとか、何々では、とかではなく、従ってとか、何々によると、とか、まさに大学の講義!しかも大教室のマイクでやるやつ。
しかもインド人ぽくない几帳面さ。ちょっとノートや紙が置いた場所と違ってたりしたら、どうしてここにこれがあるのか?と必ず言われます。
すみません、私が動かしました。
そして綺麗好き。
結構靴を脱いで入らなければならない神聖な場所が多いリシケシでは、すぐ足の裏が真っ黒になります。
信心深いゴパール先生もキチンと靴を脱いで入ります。でも絶対靴下を履いています。裸足は汚れるからだそうです。
私もインド🇮🇳でも洗っていたつもりでした。しかし日本に帰りお風呂に入って足の裏を見ると、御多分にもれず、今迄見た事も無い位真っ黒でした。トホホ。