かき氷カフェポニー🍧🐴のブログ

稲敷市のかき氷屋さんです。羊毛教室、ヨガ🧘‍♀️教室もしています。

日本海 北陸女一人旅 最終

朝は、最後の温泉もどきに入って噴水を眺め、荷物をまとめて9時過ぎにフロントへ。昨日のチャリの精算をして→6時間乗っていたけど3時間料金で500円ラッキー 小松空港へGO。

エントランスで車を待っていると、滝沢様ですね、乗ってお待ち下さい。てっきり他のお客様が乗るのかと待っていると、運転手さんが、はい、では出発します。あれ?私だけ?一名貸切ですよ。無料送迎バスコスト高。来る時も貸切、帰りも貸切。うーむ🤔これならもう少し時間の猶予があっても良いかも知れなかったと思い、運転手さんに、今日は飛行機、夕方の便なんですよ。と告げると、え、そ、そうなんですか?じゃあ、どこか行きたいところで降ろしても良いんですけど‥小松市って特に何も無いし‥と。私も、そこに降ろされても困るし、で、😅はい、でも、良いです、小松空港で時間つぶします。と当初の予定通り小松空港へ向かう事にしました。フロントでは4、5千円って言ってたから、てっきり高速を使うのだと思っていたら、田舎だから下道でも同じなんですよって、下道で15分くらいで着きました。タクシーでも2千円位だよね。

そして、今日、私誕生日なんですよ、と誰かに言いたかったので、運転手さんに告げると、あ、そうなんですか?おめでとうございます。フロントに言って頂きましたか?いいえ、言ってません。気がつくかな〜と思って。言って頂いてたらフロントから何かプレゼントがあったかも‥遅いよね😅色んな事が後手後手になっているこの旅。道中、アパ社長の話←アパ系列のホテルだったので で盛り上がり、サクッと小松空港に到着。良い旅をと言ったかは定かではないですが、送迎車は去って行きました。

さて、小松空港。ここは、自衛隊と兼用なので、戦闘機もあります。来る時に戦闘機の発進を見れたので、また見られるかと思い、展望台へ行きましたが、そんなラッキーは続かず、しかも飛行機の発着本数も少ないのでそんなには楽しくない→おばあちゃんが、孫に、さあ、飛行機だよ〜と言っている姿をご想像ください。

そうだ、腹ごしらえをしようと売店笹寿司のお弁当←これもやっとあった感じ。全てがコロナで減産。ものが無いのです。を買い、到着ロビーで到着する人たちを見物しながら昨日買ったバナナと笹寿司のお弁当を食べました。お弁当はそこそこ美味しく、ふむ、悪くないと中尾彬ばりに味わいながら有名人でも来ないかな〜と到着口を観察していました。

が、そこは小松空港高橋真麻の飛行機マイル旅でもなければ有名人は来ません。てか、こんな次のアクセス悪い空港に飛びませんね。と言う事で、空港を探索するとこんな小松空港も国際空港になっていました。西のハズレに国際線ロビーがあり、どうやら台湾か、中国から観光客が来ていたようです。もちろん、今は欠航中。人っ子1人いません。そんな寂しげな免税店を物色しつつ、空港も飽きて来たのでメインの航空プラザへと歩いて行きました。

小松空港から徒歩1分の所に、飛行機ファン垂涎の航空プラザ。あまり期待もしてなかったのですが、これがまたすごい。情報量もさることながら、昔のプロペラから戦闘機まで現物が展示してあって、しかも触れるんですよ!そして何より凄いのはYS-11のフライトシュミレーター。一回500円で飛行機の操縦ができるんです。羽田では1万円位するんですよ。まあ動きは無いんですけど。画面だけで十分です。隣に教官が座ってくれて手取り足取り教えてくれるので、54才になったおばちゃんでも安心です。

はい、次の方どうぞ。初めてですか〜。はい、そこに掴まって、はい、そうですね。スッと座って、はい、はい、そうです。

コックピットは狭く、装置はとても高価なものなので、身体をぶつける事なくストっとハマらなければなりません。きっとおばちゃんがよっこらしょと色んな計器に足をぶつけて座るのではと危惧していたのだと思います。

はい、では、これが〜と、色々な装置の説明と動作を教えてくれます。自動車教習の実車の様ですが、飛行機はとても複雑です。一生懸命聞きましたが聞いたそばから忘れます。車は地面を走るだけですが、飛行機は地面を超スピードで走った後、飛ぶんです。シンプルですが忘れがちな動き。そしてその動かす為の動作は走る時と飛ぶ時はそれぞれ違うんです。あんな大きな鉄の塊が動くのですから、レバーの加減も気をつけてしないとオーバーになってしまいます。飛行機は急には止まれない。

そんなこんなでTake off  。教官が私の手の上からレバーをアシストしてくれたのでスムーズに飛べました。ちょっとコロナ禍なのにキャバクラチック❤️しかし1人ではきっと墜落してしまっていたのでキャバクラチックなアシストもオケとしましょう。管制塔のやりとりは全部英語でなんかカッコいい。実際は教官の言ってることをおうむ返しにしてるだけですけどwで、小松空港周辺を一回りしてランディングです。所要時間10分ほど。飛行機の操縦って難しい😓

500円の懐に優しいフライトシュミレーター体験も終わり、コックピットから出る時、はい、そこに‥はい、そうです←もう、降りていたwで乗る時と降りる時はとてもスムーズなフライトでした。

面白かった〜。

この航空プラザはちびっこ達にも大人気。ちびっ子の声がする方に行くとなんと広いスペースを使ってゴーカートがあるのです。もちろん車ではなく飛行機。小学生低学年以下、整理券とあります。その他アスレチックや公園によくある下にスプリングがついた馬、ではなく飛行機。公園がそっくりそのまま屋内に登場な感じです。この大きさわかります?飛行機って相当広いスペースが必要です。

余談ですが、以前フロリダに行った時、車窓から滑走路が見えたので、ここは飛行場ですか?と聞いたら、格納庫付きレジデンスです。この滑走路はプライベートジェット用です。と。各家にそれぞれ車庫ならぬ格納庫があって、それぞれプライベートジェットを持っている家々が並んでいるのですよ。並んでるって言っても飛行機が回れる広さなんで小さい牧場一個分ごとって感じなんですけど。これ見た時に、お金持ちって限りなくいるんだなぁと思い、お金だけの価値で生きるのを辞めようと誓ったのを思い出しました。

で、ここ航空プラザは2階もあってここは自衛隊ブルーインパルス部隊の方々の映像が流れています。♫ハーイウェーイトゥーザデンジャゾーンという音楽が脳内再生されます。❤️ブルーインパルス部隊ってだけでみんなトムクルーズに見えてくるから不思議です。そんな映像を孫と一緒に来たであろう爺さん←既に寝てるw  と一緒に見て、外に出ました。外国人親子が、ハイダディそろそろお昼だから空港でお昼食べようと言う話を小耳に挟んだので、そうだ、私もカフェに行こうと空港に戻りました。

空港の2階に食事ができるお店‥3店舗。選んでいると2時になってしまったので蕎麦屋さんはクローズ。残りはカフェとオートコーナーばりの食事なカフェの二つしかありません。どっちも大差ないだろうとオートコーナー寄りのカフェに入りました。だって空いてたんだもん。ここの売りは加賀トマトを使ったカレーです。きっとレトルトを温めたものであるのは想像に難くありません。なのでここは敢えて唐揚げ定食を頼みました。

その、唐揚げが、驚愕の、まずさ。人生で一番まずい唐揚げ。もうね、唐揚げって言っちゃいけないレベル。肉じゃないのよ。肉の繊維がない、皮を主体とした軟体揚げ物。それにどうしてマヨネーズも付いてるのよ。もしかしたら、マヨネーズで唐揚げとして完成するのかもと思いつけたものの‥オイルオンオイルでまずさ倍増。マヨネーズも長時間常温に晒しているレベル。マヨネーズは封を切ったら冷蔵庫へ入れて。それでもこれは研修と思い頑張って一個食べ、他は残してそこを後にしました。北陸の旅の最後にこれ。小松空港、食事難民決定。弁当の方が全然マシでした。あー😮‍💨後味ワルとなり、何か飲み物をと思ったのですが美味しいコンビニコーヒーすらなく、寂れた小松空港を堪能しました。

日本にこんな空港はたくさんありそうですが、高速道路のSA並みに改革して欲しいです。

便数の少ない空港内は空いていたのですが、スマホの充電がしたかったのとドリンク無料に引かれてカード会社のラウンジに小一時間滞在した後、小松空港からTake off 。小一時間で羽田到着、寝る間もないフライトでした。その間もドリンクを配るCAの方達。日本の航空会社凄すぎ。

サクサクっと自宅に着いて動物の匂いを嗅いで、あー帰って来たな〜やっぱりうちが一番←お母さんが必ず言うやつwとなって、お誕生日おめでとう北陸女一人旅は終わりました。

今回の旅行で一番美味しかったのは、とりみそのタレでした。他は、名物に美味いものなしでチョイスがそもそも間違ってるし、下調べなしだったのでことごとく外し、金沢→美味しいと言う思い込みを綺麗さっぱり洗い流してくれた旅でした。

皆さんも、ご旅行は計画的に。ではまたね〜。

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